アリアの強化によって、テンポエルフの使用感が明らかに向上しました。
実際に触ってみて「これは強い」と感じたため、今回記事にまとめてみます。
アリアは進化エルフでも採用が見込めるカードになりましたが、
最も真価を発揮するのは間違いなくテンポエルフでしょう。
中でも今回は攻撃速度にパラメータをガン振りしたテンポエルフを紹介します。
最速でアリア進化が決まった場合、
- 7〜8ターン目リーサルが安定
- 疾走デッキとして環境最速クラス
という性能を持つようになりました。
現在の環境で7Tリーサルを安定して狙えるデッキは、
オルオーン(ロイヤル)以外ではほとんど見かけません。
つまりテンポエルフは、
どのデッキよりも早く
自分のリーサルを相手に押し付けられる
という明確な強みを持っています。
テンポエルフの強みと弱み
強み
- 回復手段がない相手にはほぼ一方的に勝てる
- ギルネリーゼ1枚程度の単体回復なら問題なし
- アリアさえ引ければ押し切れる試合が非常に多い
これこそがテンポエルフ最大の魅力です。
また、オルオーンのような完全な運ゲーではなく、
- 打点計算
- フェアリー管理
- リーサル逆算
といったプレイヤーの判断力が問われるデッキである点も面白さの一つ。
「ちゃんと考えた分だけ勝てる」タイプのデッキです。
弱み
一方で弱点もはっきりしています。
- 豊富な回復手段
- 多面守護
これらに対してはめっぽう弱く、
勝ち筋がかなり薄くなる試合も存在します。
万能ではなく、刺さる相手には強烈に刺さる――
そんな尖ったデッキタイプです。
主要カード解説
※以下はアリア効果が付与されている前提で話を進めます。
正直、アリアが無い試合は勝負になりません。
アリア

このデッキの魂。
- 先攻6T
- 後攻5T
で進化置きできると、
7〜8Tリーサルのプランが非常に立てやすくなります。
最速アリア進化こそ、唯一無二の必勝パターン。
これが無いと疾走打点が足りず、
相手が誰であろうと基本的に勝てません。
アルフヘイム

2コストで
自分の盤面フォロワーすべてを+1/0強化。
フェアリーを3体並べれば+3点相当となり、
非常にコスパの良い打点札です。
- スペルなので盤面が埋まった後でも使える
- 最終ターンの詰め性能が高い
- 突進付与により盤面整理にも使える
ウォーターフェアリーなどを突進させて盤面を空け、
そこからさらにフェアリー展開するテクニックも可能。
終盤で特に輝く1枚です。
舞い踊る妖精

アルフヘイムと同じく2コスト打点強化札。
- 自身が2/2/1フォロワー
- +1/+1バフ
という点が非常に優秀で、
中盤の強盤面形成に貢献します。
アルフヘイムと併用すると、
全フォロワー +2/+1
という一気にリーサル圏内へ押し上げる動きが可能。
シンシア

4コストとやや重めですが、
- フェアリー2体展開
- 進化でフェアリー強化
という構成により、打点性能は非常に高い。
手札にフェアリーが1枚あるだけで、
- 超進化時:7打点
を出せるため、
「強めのオーディン」と考えると非常に優秀です。
船頭

5コストとさらに重いものの、
- フェアリー3体展開
- 進化で4体
と、実質シンシアと同格の打点源。
特に強力なのが、
船頭+アルフヘイム
この2枚だけで、
- 超進化時:9打点
というお手軽高火力コンボが完成します。
ティターニア

自ターン開始時にフェアリーを1枚生成。
他デッキでは手札圧迫になりがちですが、
テンポエルフでは完全にメリットです。
- シンシア用の打点確保
- リノセウス用の手札確保
このカードがあるかどうかで、
最終打点が大きく変わる試合も多いため、
可能な限り効果は発動させておきたいところ。
補助疾走札
オーディン

どんな状況でも
- 単体7打点(超進化時)
を叩き出す、安定感の塊。
最後の一押しや、
「とりあえず削りたい」場面で非常に頼れる存在です。
ただし、
- 爆発力は低め
- 多面守護に弱い
- 返しで回復されやすい
といった弱点もあるため、過信は禁物。
リノセウス

ティターニア効果込みで
フェアリーを複数抱えられていれば爆発力は抜群。
ただし、
- 手札が整っていない状態
- 被り引き
これらの状況では完全に腐るため、
1枚採用が無難だと自分は思っています。
※リノセウスを3積みするなら、デッキ構築を低コストに寄せるといった工夫が必要で、結果的に戦い方のコンセプト自体が今回のテンポエルフとは変わってくるイメージ
デッキ構成指針
必須枠
- アリア ×3
(無いと負ける。被る弱さより重要) - アルフヘイム ×3
(いくらあっても困らない) - 舞い踊る妖精 ×1〜3
(自分は3積み派。2/2/1を序盤フォロワーとして数えるかが分かれ目) - シンシア ×2〜3
(最低5点保証) - 船頭 ×2〜3
(アルフヘイムと合わせた9点が強すぎる) - ティターニア ×1〜3
(2枚目以降弱いが、それでも自分は3) - オーディン ×2〜3
(疾走不足負けが一番しょうもないため3) - リノセウス ×1
(被るとほぼ負けなくらい手札が腐る)
ドロー・供給枠
- 大遊戯世界 ×3
(アリアを引けなければ負ける) - 招集 ×3
(大遊戯進行・コンボ供給・想像以上に仕事する) - フェアリーフェンサー ×3
(2/2/2+フェアリー供給で優秀) - ミロク ×3
(序盤盤面処理・舞い踊る妖精との相性◎)
自由枠候補
- ウォーターフェアリー
- メイ
(1コスである点が非常に重要) - ベイル
(盤面形成用。打点にはならない) - ローフラッド
(テンポエルフにありがちだが個人的には不採用)
環境デッキ相性表
※体感ベース
| 相手デッキ | 相性 | 解説 |
|---|---|---|
| 財宝(オルオーン)ロイヤル | 五分 | 速度は互角。自盤面を横に並べてシンセライズを早出しさせる。 |
| 破壊ネメシス | 有利 | 回復か盤面処理化の二択を相手に押し付ける。 |
| 守護ビショップ | 不利 | 天敵。アイテールは突破不可能 |
| 奇数ビショップ | 有利? | サレファに強い盤面を意識 |
| 秘術ウィッチ | 不利? | 回復手段が多く、突破困難なイメージ |
| スペルウィッチ | 有利 | 回復が乏しく、7Tリーサルが非常に刺さる |
| ドラゴン系 | 有利 | 序盤が弱いため押し切りやすい |
- 回復が少ないデッキには強烈に有利
- 回復+守護が揃うデッキには明確に不利
相性が極端なデッキであり、
刺さる環境では一気に勝率が跳ね上がります。
まとめ
アリアの強化によって、テンポエルフは
環境最速クラスでリーサルを狙えるデッキへと明確に進化しました。
最速アリア進化が決まった試合では、
- 7〜8ターン目リーサルが現実的
- 回復の薄いデッキに対しては一方的に勝ち切れる
- 自分から勝ち筋を押し付けられる
という、非常に分かりやすく強力なプランを取ることができます。
一方で、回復や多面守護が豊富なデッキには弱く、
すべての対面に対応できる万能デッキではありません。
相性差がはっきりしている点は、このデッキを使う上で割り切りが必要です。
それでも、
- リーサル打点の計算
- フェアリーの管理
- 進化権の使いどころ
といったプレイヤーの判断がそのまま勝率に直結する構造は、
運要素に寄らないテンポエルフならではの魅力だと感じています。
アリアが強化された「今」の環境だからこそ成立しているデッキなので、
速い展開が好きな人、考えて勝ちたい人にはぜひ一度触ってほしい構築です。
環境が変わる前に、
アリア入りテンポエルフの爆発力を体感してみてください。
エルフクラスの他構築については、
こちらの記事で解説しています。



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